2008年10月24日金曜日

コメのすべて

「コメのすべて」 有坪民雄著
食の安全が注目されるなか、農業についても関心を持ちたいと思い手に取った。
それ以外にも農業入門書のような本も読んでみたが、それはつまらない本であったのに対し、この本は非常に良書。食や農業に感心があるのならぜひ一読をおすすめする。

コメ栽培の実践的な内容だけに止まらず、政治的な事、経済的な事、遺伝子組換え等、実に読み応えがある。浅くではあるがそれなりに無い頭で考えてみたりした。
遺伝子組換え食品は生産者としては諸手を上げて賛成であろう。使う農薬の量を減らせるということは、農薬代も人件費も削減できる、その上、形も味もよく虫もつかなければ何をためらうのかと。
その導入を阻むのは消費者の漠然とした不安なのだ。
フランスの小麦も然り、いずれ日本のコメでも起こりうる話であろう。
そのことについては次の機会にさらに知識を深め自分なりの回答を持ちたい。

実際に農業に携わりたいかというと難しいとは思う。
でも自分の労働が形になるのは羨ましいことだ。ましてそれが夕食として家族の笑顔を誘うのならこれほど素晴らしいこともないだろう。
それでも私は、農業に、食に何か貢献できればと思う。

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