2009年1月17日土曜日

タンス

娘用のタンスを買いに家具屋へ行った。
たいてい我が家では、通販でめぼしいものを探して、それに似たもの家具屋で探しイメージの確認と値段が妥当かどうかチェックしにいく。
今回は通販では欲しいものが見つからので、まず*トリに行った。
まあまあ気に入る物を見つけて別の店に移動。この時点では、見た目と値段についてのみが検討対象だった。

向かった先は家の近所の某タンス店。
「まあこういう店は高いよね」、と納得して先ほどのタンスを買うつもりでいたのだが、この店の営業が素晴らしくできる人物だった。私だけでなく、妻さえもが商品が欲しいと思うほどのトーク。
手強い。

しかし今まで通販家具や安いタンスにはなぜレールがつくのか、その疑問に対して営業さんが見事に答えてくれた。
つまり、あれは工作精度の悪いのをかくすためにあるものだそうだ。
エラく高い桐ダンスなんかは、一つ引き出しを閉めると他のいくつかが開いてしまう映像を見たことがあるが、あれはそれだけ気密性が高く、虫が入りませんよということだそうな。
そこへレールをつけるものならば気密性は当然落ちる。
気密性が高いということは引き出しを引くときにもがたつかず すぅっと引けるのだが、工作精度が悪いのでガタがどうしても出てしまう。それならば普段使う時は気密性よりもがたつきの方が優先されるので、メーカーはいっそのこと引き出しと枠の間を大きくとってレールでごまかそう、とした結果があのレール付きタンスだそうな。

うーん なるほど。
それまで買うつもりでいたタンスもそういわれればレールがついていた。
やっぱりプロはプロの目を持っているのだと感じた。
でも今そういう商売(営業)できる人って、どれほどいるのだろう。

進められたのは岐阜のメーカーで、ここのは引き出しに使われている桐材がとても厚く、素人目にもかなり豪華。一番下の引き出しだけは重量もあるし使い勝手も考慮して、レールを使っているが、わざわざ側面に掘り込んでレールを埋め込んでいる。手が込んだ仕事だ。
売る方もプロだが、作る方もプロだ。こういうのってうれしい。
ただし値段も*トリよりも高い、が手が出せないほどではない。
これは 買うしかないでしょ。

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